牧歌の里に行って来た時
自分と、周りの撮り方の差が気になったので
少し考えてみた。
ここら辺から、回想
皆さん知っての通り
私は基本的に古い人間(年齢も)なので、カメラに関してはフィルム世代である。
学生の頃からカメラ片手だったのは良いのだけれど
そこは、時代。
フィルムで撮るしかなかった。
モノクロでもネガでもリバーサルでも
貯めた小遣いで一本フィルムを買い、一枚づつ、無駄の無いように
露出も構図も考えて撮影した。
最初から上手だったわけでは無いのだから、情け無い写真もいっぱい撮った。
使うフィルムは、いつの間にかモノクロ>ネガ>リバーサルと
より、露出がタイトなものへと変わり
35ミリだったメインのサイズもブローニーへと変わった。
ブローニーのリバーサル。
これが良い値段するのですよ。
そうすると、おいそれと無駄打ち出来ないわけです。
ほんとに欲しいと思った絵だけを、頭の中で何度も露出と構図を考えて
シャッターボタンに乗せて写し止める。
と、そう言う癖がいつの間にか付いてしまって
デジタルになった今も、同じ撮り方をしてしまっている。
撮れる枚数は、フィルムの制約どころの騒ぎじゃ無い位なのに。
ここまで回想
で、気が付いたら、皆シャッターを連射している。
気持ちいい位に、連射の音が聞こえる。
もしかしたら、AEB(ABC)機能を駆使してるのかもしれないし
連射する事で、動きの瞬間を選んでいるのかもしれない。
私には、それが出来ない。
でも、それでも良いと思う。
撮り方に、正しいも正しく無いも無いからだ。
楽しく撮影をして
最終的に良い画像が上がれば良いだけの事。
私は私の撮り方を続けよう
それが古いと解っていても。
なぜなら、私はリバーサル的撮影方法を愛する人だからだ。