02




着替えて。

木崎湖へ。 星湖亭横の公園に向かう。




たまには4人で。





 


相変わらずの二人と。






隣に圭君の居ない先生。







貴方の手を、貴方の声を。



どれだけ、言葉を並べても、この想いは伝わらないかもしれない。

ほんとうに、ほんとうに。
このまま時間が止まってほしい。

ずっと、観て居たいから。

何も、話さなくても構わない。






貴方がそこに居る事以外、何も望まないから。












空を見上げれば
そこには、光のカーテンが。

世界は、常に動き、どんなに強く願おうとも




時間は流れて。







そして、夜







楽しそうに花火に興じるみんな。

 



光の中で見えないものは、闇の中でこそ、輝く。



深ければ深いほど、尚。













楽しんだ後、帰路につく。















空は真っ暗。

道はどこ?誰かがそっと手をひいてくれる。
それは暖かくて。




優しくその手を握り返す。



目に見える事の無い、温かい心の光。
心の闇の中で。強く。



04