01 何をしていても時間は過ぎて。 別れは、最初から始まってて ただ日頃は、それがあまりにも長いから 皆解らない振りをしているだけ。 でも、確実にそれは訪れる。 この時間が過ぎてしまえば 私達は、また暫く逢う事が出来無い。 だから、ほら。 今は、一緒に遊びましょう。 永遠を生きるあなたたちと比べれば 私の時間は、とても短く、多くは残されていないのですから。 あぁ。 こんな家の縁側で あなたに見つめられて。 気持ちの良い秋の日に、風鈴の音を聴きながら。 眠る事が出来たら どんなに幸せだろうか。 お願いです その瞳で、私を見つめてください。 今日が終わるまで。 03