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06/06/17-18







或る日を境に、人生に背中を向けて生きてきた。

大きな風に、背を向けて、小さな灯火を守るかのように
心の中に残る、それを守ってきた。

前を向く気になんてなる事は出来なかった。



幾年かが過ぎて。



少しだけ、前を見直したとき
京都に行こうと思った。



過去の記憶を、新しく塗り替える為に。


















そして、その人は、そこに居た。
























包み込むかのように、微笑んで。













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