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昨夜の雨が大気の塵を落とす。



彼女は透明な空気に包まれる・・・・・。
















光の中

確かに、愛はそこに在った。















静かな浜辺で


















同じ時間を過ごし





共に歩く。

















私はそれを見つめるだけ。




そう、それだけの事しか出来ない。













いつか二人は、争うかもしれない。


いつか二人は、お互いを嫌うかもしれない。




   




 









 




   






それでも

先の見えない未来を生きて行くのだ。


手を取り合って。
























どうか。


最後の時を迎えるときに
「あなたと居る事が出来て幸せです」
と言えます様に。





















二人に


幸せな未来が


ありますように。












二人の足跡が。
生きていた証が、消えませんように。


























おまけ