01 昨夜の雨が大気の塵を落とす。 彼女は透明な空気に包まれる・・・・・。 光の中 確かに、愛はそこに在った。 静かな浜辺で 同じ時間を過ごし 共に歩く。 私はそれを見つめるだけ。 そう、それだけの事しか出来ない。 いつか二人は、争うかもしれない。 いつか二人は、お互いを嫌うかもしれない。 それでも 先の見えない未来を生きて行くのだ。 手を取り合って。 どうか。 最後の時を迎えるときに 「あなたと居る事が出来て幸せです」 と言えます様に。 二人に 幸せな未来が ありますように。 二人の足跡が。 生きていた証が、消えませんように。 おまけ